最近考えたこと

【4千万本の木を植えた人】 保坂も、植林活動に参加し、25万本の植林をしてき た。しかし、40年間で、4千万本の植林をしてきた82歳の大先輩に会った。

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今年の夏の猛暑日は、何と71日間続き、聞きなれない熱中症患者が続出、7?9月ま でに53,843人が救急車で運ばれ、167人が死亡した。死亡者は、前年度比10倍に及ん だ。日中、外に出ると息苦しい程の暑さだった。原因は、偏西風の世界的な異常蛇行 と言われているが、誰が考えても、環境破壊という人為的な影響による異常気象と考 えられる。途上国の原生雨林の破壊が、関係ない訳がない。

私は、30数年前、鳥取大学で、遠山正瑛教授の講義を聴き、焼け畑農業やパルプ、木 材等で伐採され環境破壊を起こした発展途上国の原野に植林を、という呼びかけだっ た。私は、深く感銘を覚え、その後、オイスカ国際活動に参加、今日まで25万本のマ ングローブなどを、インドネシア、マレーシア、モンゴルなどの破壊された原生雨林 の跡に、植林を続けてきた。

しかし、去る7日、立正佼成会・台東教会で。今日まで、62年間で4千万本の植林に成 功した、横浜国立大・名誉教授の宮脇昭先生(82歳)の話を聞いて、再び強い感動を 覚えた。

ノーベル賞ワンガリ氏(ケニヤ)まで虜にした説得力で、人類発生後40億年 間、糸が切れずに続く生命を、私達の時代で切ってはいけないという哲学に裏づけら れた思想だ。木は、3本植えて森、5本植えれば森林だ。難しい都市に植林する意味こ そ大きいという。豊島区の高野区長は、全く樹木の影もない豊島区を緑の街にする と、宮脇名誉教授の指導を受けている。

氏は、今、82歳で非常に元気で、あと30年間、木を植え続けるという。考えると、93 歳まで1年の7割を中国の砂漠地帯に滞在し、一日10時間も働いた遠山・鳥取大名誉 教授の姿を思い出した。私たちも、この宇宙に存在する100年の時間、過去から受け継いできた責任を切っちゃいけない。未来に、受け継ぐ覚悟が必要だ。

今日は、やる気を授かった、ありがたい一日だった。宮脇先生、いつまでもお元気 で!

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