最近考えたこと

『陽』の麻生さんは、イグニッションだ。

« 前の記事記事一覧次の記事 » sk080929.jpg
新総裁就任の御礼あいさつ(都連役員室にて)

9月22日、 党本部の拡大両院議員総会で、麻生新政権が決定したが、その直前の東京都連では、所属9万2千人党員からの投票の開票が行われた。麻生さんを始め5人の候補者のテ?ブルに開票された票が積み上げられていくが、ふと、昨年も一昨年も、同じ時期に、開票作業を行ったことが脳裏をよぎった。期せずして、会場からは、来年こそは、同じ轍を踏みたくないという雰囲気がひしひしと伝わってきた。私は、麻生政権の誕生を、心から歓迎して、期待している。そして、国民の期待を早々に裏切ってほしくないと思わず願った。

麻生さんは、新総裁に決定直後、「総選挙で、民主党に勝ち抜かなければ、天命を果たすことはできない。」と言い切った。不退転の強い決意を表明し、この出だしの一声は、しっかりと党員を鼓舞したと思う。当然ながら、負ければ超短命に終わるリスクを持つ。しかし、この危機を突破できれば、本格政権の途は拓かれ、祖父の吉田茂元総理の成功を踏襲できる。又、それだけの力を持たないと、難問解決という国民の期待にも応えられない。奇しくも、この日は、その吉田茂氏の誕生日というから、運命的なものさえ感じさせたのだ。

sk080929_02.jpg
都連の総裁選開票風景

それにつけても、麻生総理は明るい。国連総会に、早くも出席し、代表演説を行ったが、同時通訳のシステムにトラブルが発生し、やり直すはめになった。少しもうろたえず、英語でジョ?クを言って、場内を沸かせた。日本の政治家では、寡聞にして聞かないキャラだ。しかも、笑みを忘れなかった。閉塞感が漂う昨今の世相の中で、この笑顔は、救いだ。この人に、自分達のために思いきってやって貰いたいと、国民が考え始めた予兆を感じてならない。

新内閣は、任期1年以内の衆議院で、解散・総選挙を実施する選挙管理内閣の一面も持つ。歴史的に見て、新内閣の発足早々の解散は、ほとんど無い。しかし、唯一あるという事例が、何と、昭和23年、前述の吉田茂総理が、連立崩壊後、第2次吉田内閣を発足させ、直後に解散した。しかも、大勝して、長期政権を固めた。

今日の状況は、難問山積で、いずれも、早々の対応を求められている。経済対策は、アメリカ経済の深刻な危機を背景に、大変な事態だ。全治3年と分析、待ったなしの対応をする。後期高齢者医療制度や年金問題も時間がない。北朝鮮、イラク等々のテロ対策も世界が見ている。資源問題も、食の安全もいずれも難問、麻生内閣が何をするか注視だ。

しかし、麻生さんには、オーラがある。今は、党内結束して、自分達が選んだ総理の足を引っ張らないことだ。日本も、自民党も耐える時期ではないだろうか。とにかく、人の不幸をネタにしたり、些細なミスをあげつらったり、政局第一の政党に負けてはならない。『忍の一字』で汗をかき、知恵を出し、誠意を尽くして難局打破だ。来るべき総選挙は、ダラダラ負けてはならない。週刊誌や夕刊紙の予想通りの結果を出さないためにも、今日まで培ったエネルギーを爆発させよう。そんな党員のやる気に、麻生さんは、今、火をつけた。プラス思考、麻生イグニッション(点火装置)説の所以だ。9月29日、衆議院本会議で、民主党への闘志をあらわに、麻生流の所信表明演説で、闘いの火ぶたは切られた。

私も、今こそ、現場に復帰し、本当のお役に立ちたいと、心から願っている。

ページトップへ